令和4年新年のごあいさつ
新年あけましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりました。あらためましてお礼申し上げます。
令和4年を迎えました。昨年の今頃は確か新型コロナ感染拡大で家族、遠く離れた親戚が集まり、楽しい時を過ごすお正月を自粛しなければなりませんでした。最近の状況は感染者数も減り、一見改善のようにも見えますが相変わらずクラスターの発生、そして何よりも新たなオミクロン株の流行が世界的脅威になっています。オミクロン株の性質ははっきりとは解明されていませんし、まだまだ気が抜けません。
その様な状況下においても山形さくら町病院の地域への使命はこころに病を持つ方々により良い安全な医療を提供することと考えております。そのため職員一同は精一杯努力する所存です。新型コロナ感染症にも十分注意して対応いたします。引き続き受診前の検温、体調、行動歴の確認等行わせていただきます。ご協力の程よろしくお願いいたします。今後の感染状況によっては受診を控えていただくという心苦しい対応を取らなくてはならない場合もあるかもしれません。何卒ご理解いただき、ご協力下さい。
今、人びとのこころは疲弊しています。自粛による経済的打撃、失職もあります。疲弊した心の回復の手助けをわれわれの大切な仕事と考えております。われわれ山形さくら町病院職員一同は精神医療のプロとして、そして「やさしい心」をもつ医療人として対応いたします。
今年もよろしくお願い申し上げます。
山形さくら町病院 院長 江口拓也