チーム医療とは
二本松会では様々な職種のスタッフが働いています。
医師、看護師、薬剤師、放射線技師、臨床検査技師、作業療法士、管理栄養士、臨床心理士、精神保健福祉士など、多職種のスタッフが、それぞれの専門性を発揮しながら連携して医療に取り組んでいます。
二本松会におけるチーム医療紹介
医師
医師は、治療方針の決定と実際の治療を行い、かつ、各職種間のコミュニケーションを図って情報を集積し、患者さんにフィードバックするとともに、指示命令系統の指揮官を担います。
看護師
看護師は医療の現場では患者様により近い存在です。病態を把握しより適切な医療を提供できるよう多職種と連携しコーディネートする役割を担っています。また、患者様は常に不安を抱えています。特に夜間になると孤独を感じ、看護室へこられます。そんな時私たちは出来るだけ時間を取り寄り添うように心がけています。
薬剤師
薬剤師は、薬剤の専門家として、品質が保証された医薬品を有効かつ安全に、適切な情報とともに患者さんに提供しています。さらに、医師、看護師、臨床検査技師と共に検査データーをもとに薬剤の効果や副作用などを把握し、より的確に治療効果が上がるよう情報の共有を図っています。
放射線技師
X線撮影(レントゲン撮影)やCTなどの撮影を行い、医師に画像を提供しています。
臨床検査技師
生化学検査をはじめ心電図、脳波、超音波(エコー)など多種多様の検査が可能です。検査後30分でデーターを医師に報告するとともに患者様に検査データーの説明をしています。
作業療法士
身体や精神に障害のある患者さんに対し、筋力増強訓練や歩行訓練など身体機能の回復をめざしたり、手芸や工作、土木、園芸、音楽、パソコンなどを利用して、応用動作や社会適応力の回復をめざすのが「作業療法」です。患者様個々に沿ったリハビリプログラムを提供しています。
管理栄養士
病棟に出向き、検査データーをもとに医師や看護師と共に食事の内容を検討したり、入院患者様の日々の食事、栄養面での情報の提供・指導を行います。
臨床心理士
初診の方の情報収集をはじめカウンセリングや児童思春期の患者様の相談、地域の小学校、中学校、高校との連携、訪問も行っています。
精神保健福祉士
病院の窓口となる精神保健福祉士は患者様やご家族の方からの様々な相談に対応するとともに、入退院の病床調整も中心的に行います。
事務
事務窓口は事務職員の中では特に患者様に接する機会の多い仕事です。病院で最初にお会いするところなので、笑顔で接するよう心がけています。
ケアマネージャー
介護支援専門員です。要介護者の相談に応じ、介護機関との連絡調整、介護サービス計画の作成、介護認定申請の代行などを行います。
介護福祉士
専門的知識・技術により、身体上や精神上の障害で日常生活に支障がある方に心身の状況に応じた介護を行い、また要介護者やその介護者に対して介護に関する指導を行います。