かなやの里からのお知らせ

地域にお住まいのご高齢の皆さまが、
自分にふさわしい生活を、
慣れ親しんだ地域で送ることが出来るよう
お手伝いします。

新年のごあいさつ

新型コロナ渦における老健施設

かなやの里 施設長 島貫政昭

新型コロナの危険性を聞くようになって1年になろうとしています。そして判ってきた事は、高齢者や基礎疾患のある方の死亡率が高い事、基礎体力のある青年・壮年層では不顕性感染が多い事です。したがって老健施設の入所者は当然ご高齢であり、介護している職員は高齢ではありません。おまけにこのコロナ渦で入所されている方々は、職員以外の外部への接触はほぼ無い状態におかれているので、入所者にコロナが発生すれば職員が媒介した確率が大変高いと言わざるを得ません。職員自身の感染予防のために三密の回避、外出時に飲食店への出入りと他県への移動を厳しく制限させてもらっています。ご家族にも同様な行動自粛を依頼しております。万が一職員が不顕性感染していても入所されていらっしゃる方へ感染させないよう十分な注意をして介護をさせていただいております。

入所者のご面会も、ガラス窓を部分的に開けて、そこにビニールを張り、外との空気の交流を完全に閉じた上で、声はそれなりに通るようにして面会していただいております。失礼とは思いますが、ご家族からの差し入れもお断りさせていただいております。

老健施設は、病院と自宅との移行期間とされますが、その間に不幸にしてなくなられる方もいらっしゃいます。我々の所でもそのような方の看取りも行っております。コロナ渦のもとでの面会の不自由さに関してのご家族のご不満は大変大きなものです。

一方、医療面では、制度的に入所中は医療保険を使えませんので、検査や薬剤使用は、かなり制限されてしまう状態です。病院で十分な薬剤使用をしていたのに急に制限することは納得がいかない事です。国民皆保険ですので例外なく医療保険も使い、順調に在宅へ移行できる制度にしていただきたいものです。

2021(令和3)年1月1日

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