社会医療法人二本松会

理事長就任に寄せて

写真_理事長

いま、上山病院改築工事が順調に進んでおります。故横川弘明理事長、上山病院江口拓也院長、並びに計画を担って来た方々の苦労の結晶が徐々に見え始めて来ており、平成29年春には立派な姿をお披露目できますこと同慶の至りであります。
大正11年に30床で始めた病院は、香澄町で次第に拡張を遂げ、さらには昭和31年上山市金谷に病院を設け、文字通り山形県の精神科医療をリードして参りましたが、今や一強多弱の良い時代は既に終わったものと考えております。精神科に対する世の中の考えが微妙に変化して、内容の充実した医療、地域に密着した医療、期待権を裏切らぬ医療等々が求められていると思っております。牛歩の歩みでも結構ですから、世の中の望みに応えられる医療を目指し歩みを進める要があると思います。同時に、高齢化社会となり人口も減少し疾病構造の変化が現れて来ますのでこの辺への気配りも忘れないでいたいと思います。これらのことは、さくら町病院と上山病院の中長期計画にも盛り込まれておりますので、この計画を焦らずに少しずつ実現して参りましょう。
健全経営が病院を支える基盤であります。微力では有りますが、良い病院を作ることに力を注ぎたいと思います。皆様の力は夢の実現に不可欠でありますし、その力を結集できる場を広げますのでご協力ください。患者さんを診るのには、健康で溢れる人間愛が必要ですので、健康には気を配ってください。また和顔愛語が私の信条であります。なんでも話し合える場と仲間が大切ですのでわたくしをもその仲間にしてください。
最後になりましたが、幽明境を異にしました横川弘明前理事長に衷心より哀悼の意をささげます。

社会医療法人二本松会 理事長 峯田 武興